認知症ケアに関する方針及び取組
施設における認知症のご利用者に対する処遇上の基本方針について
  施設では認知症のご利用者とそうでないご利用者とを区別することなく一個人として捉え、また尊重するといった観点に立ちその処遇にあたらせて頂いております。当然ながら食事や入浴、レクリエーション・リハビリや外出・外食等の施設行事といった様々な場面においてその生活をともにしていただいており、認知症の有無にかかわらず共同の生活体系を確立できるよう心がけております。
認知症のご利用者への対応について
  フロアでは安全のため職員が必ず見守りを行い、徘徊や転倒・転落といった危険を未然に防げるように努めております。特に歩行に危険性のある方に対してはその所在確認や見守りを強めており、居室内に ※ コールマット を使用する等の対策を講じております。また各ご利用者の性格・特性・日常の行動パターン等を職員間で討議し、或いはご家族との情報交換を行いながら、各人(それがどのような認知症であるか)にあった対策を検討・実施しております。
※ コールマット … 歩く・踏む・触れるなどして負荷がかかると、音が鳴り職員にご利
             用者の危険を知らせるマットのこと
[ 例 ]
・居室がわからなくなってしまう方には居室の入り口に張り紙を貼り、ご利用者が迷っ
 てしまわれないよう援助しております
・徘徊行為のあるご利用者の居室周りには環境整備(特に足元)に留意し、転倒等の
 事故のないよう努めております
・異食(紙やお洋服のボタン等の食べられないものを口に入れてしまう行為)のみられ
 るご利用者には口に入れてしまいそうなものを周囲に置かない、或いは(異食が空
 腹からくる行為と考え)おやつ等の軽食をご提供する、精神的な不安(寂しさ・孤独
 感)からくる行為と考え声かけを多く行う・音楽や体操で気分転換を図る、などの対
 応を実施しております
認知症に関するスケール調査の実施状況
  年2回、柄澤式認知症判断基準調査を実施しております。担当職員を中心として、各ユニットの職員間で検討・調査を実施しております。